最近の日中は汗ばむほどの暑さですねー。
とはいえ夜～明け方あたりなんかは
まだ涼しいって感じでたまに肌寒さを感じもします。

関西の話なんですけどね。
東京はまた違うのかな？もう夜も暑いのかなー。


でまあ、そんな温度差が激しい
この季節の変わり目あたりなんかに油断をしていると
非常にやばい事態を招いたりします。

お風呂に入ってその日一日の汚れと疲れを落とし
ぬくまった身体のまま眠りについたりするじゃないですか。
そうなると次の日起きた時に腹部より危険信号が。

そう、いわゆる寝冷えってやつですね。


♪ちゃ～ちゃらりらら～ちゅらっちゃ～

腹に爆弾を抱えたまま、またがる自転車。
駅までの道のり、段差による振動は
爆弾の信管をいつ抜き去って
爆発させてもおかしくない地獄の黙示録。

よろめく足取りで乗り込む電車。
そんな日に限ってサービス精神を発揮する車掌さん。
ああん、なぜ冷房をいれますか。

揺れる電車。微妙にまがる腰はつり革を遠くする。
震える指先ですがりつくように握り締めつつも
意識は腹に抱えた爆弾の事ばかり。

駅に着く電車。
滑り込むべきホームへ進入するためポイントをまたぐ。
激しく揺れる。人も揺れる。オレも揺れる。

気をつけろ！
オレの腹に抱えた爆弾は超高性能なタッチセンサー。
その爆弾が見えない壁に触れた瞬間、地獄行きだぜ？

なのに、なのになのに！
なぜお前は踏ん張れない！
爆弾を抱えたわけでもないお前が
どうしてオレよりふらつくのだ。

容赦なくもたれかかるお前。
こらえようとする素振りも見せず
支えてもらえるだろうという甘さが見え見えで
そしてそれがテロに似た牙だと気づくに時間はいらない。

めりこむお前のかばん。オレの腹に。

スイッチは入った

おっ…おおおっ…おっおっおおっ…



殺す気か…てめえ…

♪ちゃ～ちゃらりらら～ちゅらっちゃ～

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